Q2 2026のGreater Toronto(GTA)オフィス市場では、総アベイラビリティ率が17.9%、空室率が15.6%となった。サブリース利用可能面積は4.0 msf、建設中面積は175K sf(既存在庫の0.1%相当)で、50,000 sf超の空きを持つビルは188棟となった。Trophyビルの空室率は3.6%で、全体の15.6%を大きく下回る(Greater Toronto market fundamentals, p2)。
総アベイラビリティ率は前四半期比30bps上昇したものの、前年同期比では220bps低下した。空室率は前四半期比10bps低下、前年同期比160bps低下の15.6%。サブリース面積は前年同期の5.6 msfから4.0 msfへ、50,000 sf超の空きを持つビル数は前年の210棟から188棟へと減少した。Q2の純吸収は約2.2 msfと再び好調で、うち1.6 msf超がDowntownに集中した。一方、直接利用可能面積は約1 msf増の28 msf(前年比2.4 msf減)となった(Greater Toronto market fundamentals, p2 / trends, p3)。
Downtownのアベイラビリティ率は前四半期比横ばいの15.5%(前年比360bps低下)、空室率は12.9%(前四半期比20bps低下)。1.4 msfのCIBC Square Phase IIが竣工し、建設ラッシュが終息した。Midtownはアベイラビリティ率が40bps上昇の23.7%、空室率が80bps上昇の21.6%と、上昇トレンドに回帰した。郊外市場は全体でアベイラビリティ率が60bps上昇の19.3%、空室率は10bps低下の17.3%で、Toronto East・West・Northすべてで上半期の純吸収がプラスとなった(Downtown and Midtown, p4 / Suburban GTA, p5 / statistics, p14)。
ビルクラス間の格差が拡大し、TrophyとClass B間の賃料差は最大で$40〜$50 psfに達した。Trophy資産の平均募集賃料は5四半期連続で上昇した。サブリース面積は2023年Q2の約9.2 msfのピークから4 msfへ低下し、長期平均3.8 msfに接近している。サブリースは各ビルクラスで総利用可能面積の18%以下となり、GTA全体の利用可能面積のうち13%(4 msf)がサブリース、その大半(2.8 msf)がClass Aに位置する。GTA全体の平均募集ネット賃料は1年以上ぶりに前四半期比で上昇した(Downtown and Midtown, p4 / trends, p3 / Net asking rents, p11 / Sublet availability, p10 / Occupancy costs, p12)。
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