← レポート一覧へ
データ系 ready SOURCE · AVISONYOUNG

[AVISON YOUNG] - Vancouver Investment Market Report 2026

ソースavisonyoung ページ12p 公開不明 取得2026-09-17 原文Vancouver Investment Market Report → PDFPDFレポートを開く →
投資総額 (H1 2026)
$3.3B
前年 $4.5B
26%減
オフィス投資額
$305.5M
前年 $704.4M
57%減
インダストリアル投資額
$613.9M
前年 $1.15B
47%減
政府系主体の購入活動
$340M
15件
2025年通年 $240M
8件
01

要約

SHORT · 458字
2026年上期のブリティッシュコロンビア州(BC)投資総額は33億ドルで、H1 2025比26%減となり、2年間の回復局面から鈍化した(Investment market trends, p.2)。
オフィスは3億550万ドル(前年比57%減)、インダストリアルは6億1,390万ドル(同47%減)と大幅減少した一方、ICI landは5億9,580万ドルとほぼ横ばいだった(Sales volumes, p.4)。
政府系主体の購入活動が急増し、H1 2026だけで15件・3億4,000万ドルに達した(BC investment activity, p.4)。
金利安定で引受環境は改善したが、取引全体の増加には至らず、選別的で慎重な投資環境が続いている(Investment market trends, p.2)。
リプライシングによりインダストリアルや開発用地の価値が調整し、multi-familyには機会的な買い手が回帰している(Investment market trends, p.2)。
STANDARD · 1348字

主要指標

2026年上期(H1 2026)のブリティッシュコロンビア州(BC)投資市場は、総取引額が33億ドルとなり、H1 2025の45億ドルから26%減少した。資産クラス別ではオフィス3億550万ドル、リテール6億7,800万ドル、インダストリアル6億1,390万ドル、ICI land 5億9,580万ドル、multi-family 7億7,150万ドル、residential land 3億4,270万ドルで、パフォーマンスは資産クラスによって大きく異なった(Sales volumes, p.4)。取引額の減少は資本不足ではなく慎重姿勢の継続を反映しており、価格・資産品質・長期ファンダメンタルズが揃えば投資家は取引に応じる姿勢を示している(Investment market trends, p.2)。

前年比・セクター差

オフィスはH1 2025の7億440万ドルから57%減となったが、最大案件のOceanic Plaza(2億4,600万ドル)が期間中のオフィス投資額の8割超を占めた(Office, p.6)。インダストリアルは11億5,000万ドルから47%減の6億1,390万ドルとなったが、取引件数は48件から49件へと維持され、小型化と再価格付けの進行を示した(Industrial, p.8)。リテールは前年比5.7%減だったが取引件数は35%増加し、流動性が保たれた(Retail, p.7)。multi-familyは7.2%減、residential landは27%減、ICI landは587.4百万ドルからほぼ横ばいだった(Multi-family, p.9 / Residential land, p.10 / ICI land, p.11)。

都市・主体別の動き

政府系主体による購入活動が大きく回復し、H1 2026だけで15件・3億4,000万ドルに達した。これは2025年通年の8件・2億4,000万ドルを上回る(BC investment activity, p.4)。購入者プロファイル別ではPrivateが63.2%と最大の割合を占め、Government 10.3%、Institutional 9.3%が続いた(Sales volume by purchaser profile, p.4)。

トレンド変化

金利の安定により引受基準が明確化し、オフィスやリテールでは金融環境の改善が投資家の関心を後押ししたが、取引全体の広範な増加には結びついていない(Investment market trends, p.2)。金利上昇に伴うリプライシングは投資機会を再構成し、インダストリアルや開発用地の価値が大きく調整、キャップレート上昇と一戸当たり価格の低下がmulti-familyへの機会的買い手を呼び戻している。Bank of Canadaは2025年後半以降政策金利を2.25%に据え置いているが、債券利回りの上昇が長期借入コストに圧力を与えている(Residential land, p.10)。市場は価格がリセットされた領域で買い手が活発化する一方、売り急がない売り手は慎重姿勢を保ち、分断化が進んでいる。

02

Key Findings | 根拠

各 Finding をクリックすると、その要約がどのセクション/表を根拠にしているかを右側で確認できます(双方向ハイライト・抜粋展開)。

$3.3B
H1 2026のBC投資総額は33億ドルで、H1 2025比26%減となり、2年間の回復局面から鈍化した。
following two-year recovery uncertainty persists investment opportunities · p.2 ▸ 根拠を表示
$305.5M
オフィス投資額は3億550万ドルで前年比57%減となったが、最大案件Oceanic Plaza(2億4,600万ドル)が期間中のオフィス投資額の8割超を占めた。
Office · p.6 ▸ 根拠を表示
$613.9M
インダストリアル投資額は6億1,390万ドルで前年比47%減だが、取引件数は48件から49件へ維持され、小型化と再価格付けの進行を示した。
Industrial · p.8 ▸ 根拠を表示
$678M
リテールは31件で6億7,800万ドルを記録し、前年比5.7%減だが取引件数は35%増加し流動性が保たれた。
Retail · p.7 ▸ 根拠を表示
$771.5M
multi-family投資額は7億7,150万ドルで前年比7.2%減だが、取引件数の減少は小幅で流動性が維持された。
Multi-family · p.9 ▸ 根拠を表示
$342.7M
residential landは3億4,270万ドルでH1 2025比27%減となり、高密度開発用地を中心に価値調整が続いた。Bank of Canadaは2025年後半以降政策金利を2.25%に据え置いている。
Residential land · p.10 ▸ 根拠を表示
$595.8M
ICI landは5億9,580万ドルでH1 2025の5億8,740万ドルからほぼ横ばいだが、土地価格は市場高値からのリセットが続いている。
ICI land · p.11 ▸ 根拠を表示