Urbanationはオンタリオ州のPurpose-Built Student Accommodation(PBSA)市場に関する初の包括的調査となる春季レポートを公表した。同州は2026年に過去最多となる6,313床の学生住宅を供給する見込みで、これは2015〜2025年の年間平均2,526床の約2.5倍にあたる。Greater Toronto Area(GTA)が2,734床(州全体の43%)で最多となる見通し。調査は5地域28サブマーケットにわたる133のPBSA稼働物件・43,411床を対象とし、66機関の約82,049床のオンキャンパス住宅も対象としている。Waterloo/Kitchenerは66物件で最も集中したPBSA市場とされる。
州全体では70,450床が建設中または計画中で、2015年以降の供給総数の2.5倍にあたる。内訳は建設中が25プロジェクト10,080床、計画中が60プロジェクト60,370床で、計画床のうち41,298床がPBSA。計画の多くは大学ではなく民間所有プロジェクトによるものとされる。2024年以降の資金調達環境の厳格化がパイプラインに波及し、2027年・2028年には供給が減速すると予想される。
全国の高等教育在籍者数は2023-24年の234万人でピークを迎え、連邦の留学許可制限を受けて2024-25年には推定230万人へ減少した。この落ち込みは主にカレッジに集中し、留学許可はカレッジで2023-24年から2025-26年にかけて73%減少、大学は同期間で38%減少した。オンタリオの大学は比較的持ちこたえており、2024-25年に国内在籍者数が3.6%増加し、国際生の減少をおおむね相殺している。
州全体で、オンキャンパスとPBSAの合計床数は大学在籍者数の20.6%に相当する。Western Greater Golden Horseshoeが31.8%で最高、GTAが11.8%で最低となっている。28サブマーケット内の計画中賃貸住宅は377,989戸(うち承認済み238,037戸)にのぼる。PBSAはDowntown Torontoで平方フィート当たり平均$8.09と、2000年以降の賃貸住宅$4.47に対し明確なプレミアムを示す。Guelph、Kingston、Londonでは70%超のプレミアムも記録された。
投資活動は小規模ながら拡大しており、2024年5月から2026年5月の間に4市場で8件・総額4.75億ドル・2,552床のPBSA取引が記録された。
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