Urbanationは2026年6月23日、オンタリオ州の学生向け専用宿舎(PBSA)市場に関する州初の包括的調査「Spring PBSA Report」を公表した。オンタリオ州は2026年に記録的な6,313床の学生住宅を供給する見込みで、これは2015〜2025年の年平均2,526床の約2.5倍にあたる。Greater Toronto Area(GTA)が2,734床(州全体の43%)で最多となる。調査は5地域28サブマーケットにわたる133のPBSA稼働物件・43,411床、66機関の約82,049床のオンキャンパス寮を対象とする。Waterloo/Kitchenerが66物件と最も集中したPBSA市場である。
州全体で70,450床が建設中または計画中で、2015年以降に供給された総数の2.5倍にあたる。内訳は建設中10,080床(25プロジェクト)、計画中60,370床(60プロジェクト)で、計画床のうち41,298床がPBSAである。計画される成長の多くは大学ではなく民間所有プロジェクトによるものとされる。供給は2024年以降の資金調達環境の厳格化を受け、2027・2028年に鈍化する見込みである。
需要は転換点にある。全国の高等教育在籍者数は2023-24年に234万人でピークに達し、連邦の留学許可制限により2024-25年には推定230万人に減少した。減少はカレッジに集中し、発給された留学許可は2023-24年から2025-26年で73%減少、大学は同期間で38%減少した。オンタリオの大学は比較的持ちこたえており、2024-25年の国内在籍者数が3.6%増加し、国際的な減少を概ね相殺した。オンキャンパスとPBSAを合わせた学生住宅供給は大学在籍者数の20.6%に相当し、Western Greater Golden Horseshoeが31.8%と最も高く、GTAが11.8%と最も低い。
キャンパス近隣の専用賃貸住宅が潜在的な学生供給源として台頭している。28の学生サブマーケット内で提案中の専用賃貸パイプラインは377,989戸(うち238,037戸が承認済み)に達する。PBSAは明確な賃料プレミアムを持ち、Downtown Torontoの平方フィート単価は平均$8.09で、2000年以降の専用賃貸の$4.47を上回る。Guelph、Kingston、Londonでも70%超のプレミアムが記録された。投資活動は小規模ながら拡大しており、2024年5月から2026年5月にかけて4市場で8件・4億7,500万ドル・計2,552床の取引が確認された。
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